「Rakuten Mini」公式対応周波数帯再訂正、WCDMA Band 1非対応に

楽天は 2020 年 6 月 10 日に、同社の MNO サービス「楽天モバイル」からオリジナルスマートフォンとして販売しているコンパクトモデル「Rakuten Mini」の、公式モバイルネットワーク対応周波数訂正を発表しましたが、翌 11 日、なんと再度訂正が発表されました。

先日は、製品番号による LTE 対応周波数の違いが発表されていたのですが、今回の再訂正では、WCDMA（3G）の訂正が行われています。

訂正前と訂正後の対応周波数訂正は以下の通り。なんと WCDMA Band 1（2,100MHz）が非対応となっています。

訂正前

訂正後

ちなみにこの訂正版は、LTE Band 1（2,100MHz）非対応となる製造番号（IMEI）351676110680488 以降の製品（③）を挿します。つまり、製造番号①と②に該当する製品については、WCDMA Band 1（2,100MHz）対応です。

①製造番号（IMEI）351676110356708 以前の製品

対応：LTE Band 1（2,100GHz）、WCDMA Band 1（2,100MHz）
非対応：LTE Band 4（1,700MHz）/ Band 5（850MHz）/ Band 38（2,600MHz）、WCDMA Band 4（1,700MHz）/ Band 5（850MHz）

②製造番号（IMEI）351676110356716 〜 351676110680487 の製品

対応：LTE Band 1（2,100MHz）/ Band 5（850MHz）/ Band 38（2,600MHz）、WCDMA Band 1（2,100MHz）
非対応：LTE Band 4（1,700MHz）、WCDMA Band 4（1,700MHz）/ Band 5（850MHz）

③製造番号（IMEI）351676110680488 以降の製品

対応：LTE Band 4（1,700MHz）/ Band 5（850MHz）/ Band 38（2,600MHz）、WCDMA Band 4（1,700MHz）/ Band 5（850MHz）
非対応：LTE Band 1（2,100MHz）、WCDMA Band 1（2,100MHz）

WCDMA Band 1（2,100MHz）非対応となると、流石にパートナーエリアや海外ローミング時の利用で支障が出てくるかもしれません。注意が必要です。

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