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Nest Doorbell

輸入して設置してみた!新型スマートドアベル「Nest Doorbell」Ash

  • 2021 年 8 月 26 日に国内外で発売された新型スマートドアベル「Nest Doorbell(Battery Type)」の “Ash” カラーを輸入して設置してみた
  • 米国のカメラ & ビデオ量販店 B&H から直輸入(輸入総額 25,000 円程度)
  • まずはバッテリー運用(次回有線接続をトライ予定)

Google が 2021 年 8 月 5 日に正式発表し 2021 年 8 月 26 日に国内外で発売した、スマートドアベル「Nest Hello」の後継機種となる新型「Nest Doorbell(Battery Type)」。

「Nest Doorbell(Battery Type)」は本来 “Snow” “Linen” “Ivy” “Ash” の 4 色展開なのですが、日本ではなぜか “Snow” のみの 1 色展開ということで、納得できない私はグレー系カラー “Ash” を米国から直輸入。

そして実際に自宅に設置してみました。今回はその第一弾レビューです。

ちなみに「Nest Doorbell(Battery Type)」“Ash” の輸入元は、米国のカメラ & ビデオ量販店 B&H。本体価格($179.99)+ 国際送料($24.20)+ 国内到着時に課せられる消費税(申告納税 $20.42)を足した輸入総額は、約 25,000 円程度($224.61)となりました。

「Nest Doorbell(Battery Type)」国内価格は税込み 23,900 円なので、この程度の輸入総額なのであれば上出来。

Nest Doorbell
「Nest Doorbell(Battery Type)」輸入注文

「Nest Doorbell(Battery Type)」

Nest Doorbell
「Nest Doorbell(Battery Type)」“Ash”

「Nest Doorbell(Battery Type)」は、2018 年に米国などの海外で発売された、Google Nest ブランドのスマートドアベル「Nest Hello」に対する後継、新型モデルです。

その特徴は、有線電源接続にしか対応していなかった前作「Nest Hello」から、新たにバッテリーを搭載しバッテリー駆動にも対応した点です。「Nest Doorbell(Battery Type)」は一応有線電源接続も可能ではあるものの、前作「Nest Hello」と同じく米国製チャイムやドアベルなどで用いられる AC 8 ~ 24V 電源が必須となります。つまり日本国内のドアベルで多く用いられている DC 5V とは規格が異なるため、既存のドアベルを外して「Nest Doorbell(Battery Type)」を設置しても、うまく動作してくれない可能性があるということです。

しかし「Nest Doorbell(Battery Type)」はバッテリー運用対応となったため、有線接続不要で単体運用が可能となったわけで、そして日本国内に投入が可能となったわけですね。とはいえ、数日おきに「Nest Doorbell(Battery Type)」を外して充電を行う必要はあるので、多少の手間もあったりしますが。

当ブログでは前作「Nest Hello」を有線電源接続で導入した特のレビュー記事も公開していますので、興味ある方は覗いてみてください。

「Nest Doorbell(Battery Type)」は、チャイムボタンが押されるとスマートフォンや Google スマートスピーカー、Google スマートディスプレイに来客のお知らせをしてくれるだけでなく、「Nest Doorbell(Battery Type)」のカメラを通したリアルタイム映像をスマートフォンや Google スマートディスプレイで見ながら、そのまま応答(双方向通話)することもできます。つまりスマートフォンやタブレットを持っていれば、外出先からも応答ができるということです。

またモーションセンサー搭載で、「Nest Doorbell(Battery Type)」のチャイムボタンが押されなくても、「Nest Doorbell(Battery Type)」の前を(動物や車なども含む)誰かが通った場合にスマートフォンに通知をしてくれるモーション通知機能も実装。モーション通知ではスクリーンショットや動画も撮影されるため、誰が「Nest Doorbell(Battery Type)」の前を通ってどういう動作をしたかも確認することができます。

Nest Hello
モーション通知(Nest Hello)

「Nest Doorbell(Battery Type)」の本体サイズは、前作「Nest Hello」の高さ 11.6cm から 16.0cm になるなど、全体的に大型化。重量も「Nest Hello」の 122g に対し 206g と、バッテリーを搭載した分重量が増しています。

また本体搭載カメラも、前作「Nest Hello」の HDR 対応 300 万画素(1,600 × 1,200)1/3 センサーから、HDR 対応 130万画素(1,280 × 960)1/3 センサーに変更。画角も 160° から 145° になるなど、カメラは全体的に若干スペックダウンしました。とはいえ「Nest Doorbell(Battery Type)」は、ナイトビジョン機能ももちろん搭載。夜でもしっかりとカメラは動作します。

Nest Doorbell
「Nest Doorbell(Battery Type)」

ちなみに前作「Nest Hello」は、新製品の「Nest Doorbell(Battery Type)」発売に合わせて新名称「Nest Doorbell(Wired)」に名変更されています。とはいえ「Nest Hello」改め「Nest Doorbell(Wired)」は、前途の通りの理由で日本国内未発売です。

「Nest Doorbell(Battery Type)」のカラーバリエーションは “Snow” “Linen” “Ivy” “Ash” の 4 色展開ですが、日本国内には “Snow” の 1 色しか投入されません。本体価格は、税込み 23,900 円。

Nest Doorbell(Battery Type)-Snow
Snow
Nest Doorbell(Battery Type)-Linen
Linen
Nest Doorbell(Battery Type)-Ivy
Ivy
Nest Doorbell(Battery Type)-Ash
Ash

設置してみた

Nest Doorbell
「Nest Doorbell(Battery Type)」設置してみた

ということで、米国 B&H から届いた「Nest Doorbell(Battery Type)」“Ash” を、早速自宅に設置してみた。

「Nest Doorbell(Battery Type)」の設置位置は、元々設置されていたパナソニック製カメラ付ドアベル「VL-V552L」があった場所。カメラ付ドアベル「VL-V552L」が固定されているボルトの穴に合わせてホームセンターで買ってきた木の土台を加工し、さらに「Nest Doorbell(Battery Type)」を固定しつつ、カメラ付ドアベル「VL-V552L」を外ししてそこにボルトで土台ごと固定設置しました。

素人作業ですが、結構上手くできたと思います。自画自賛です。

Jetstream BLOG
パナソニック製カメラ付ドアベル「VL-V552L」

今回は有線電源を這わせていないため、まだバッテリー駆動状態です。それでもドアベルのボタンを押された際の通知はもちろんのこと、モーション通知もほぼタイムラグなくお知らせしてくれます。かなり優秀。

また「Nest Doorbell(Battery Type)」は、「Google アシスタント」音声が簡易的に応答してくれる機能[クイック返答]も新たに実装していて[お届け物は置いていってください][ただいま応答します][応答することができません]の 3 つから選択して簡易応答できるようになっています。

[クイック返答]は「Nest Doorbell(Battery Type)」発売前までは英語しかサポートされていなかったのですが、現在は日本語もしっかりサポート。かなり実用的になりました。

Nest Doorbell
モーション通知 /[クイック返答]

ちなみに私自宅玄関ドアにはスマートロック「Qrio Lock」を設置しているため、「Nest Doorbell(Battery Type)」とのタッグで、不在時でも荷物などの配達時応答とドアロック解除 & 荷物搬入まで、バッチリ対応可能です。

Qrio Lock
「Qrio Lock」

次回は有線電源接続にトライ

ただ、これで満足する私ではありません。やっぱり有線電源接続しないとね。

Nest Doorbell
「Nest Doorbell(Battery Type)」用有線電源アダプター(AC 18V)

私自宅既存ドアベルのパナソニック製カメラ付ドアベル「VL-V552L」は、応答用の室内モニター「VL-ME30」とのセット製品となっているのですが、「Nest Doorbell(Battery Type)」の有線電源を室内で確保しつつ、その電源配線をカメラ付ドアベル「VL-V552L」と室内モニター「VL-ME30」を結ぶ配線が通る配管を利用すれば、「Nest Doorbell(Battery Type)」の有線電源接続運用が実現できそうです。

VL-ME30
室内モニター「VL-ME30」

室内モニター「VL-ME30」はカメラ付ドアベル「VL-V552L」用配線のほか、屋内のブレーカーから伸びる宅内電気配線(100V)が接続れているので、これらを外してはめ込みコンセントにつなぎ、そして AC 8 ~ 24V 対応電源アダプターを設置してその配線を「Nest Doorbell(Battery Type)」まで届ければいける。ただ作業には通線ワイヤー必須で、ブレーカー落としたりも必要。

準備が整い次第、「Nest Doorbell(Battery Type)」の有線電源接続にトライしてみたいと思います。そして改めてレビューさせていただきます。

VL-ME30
室内モニター「VL-ME30」配線

Google ストア 商品ページリンク

「Nest Doorbell(Battery Type)」“Snow” は、国内 Google ストアから購入可能です。価格は税込み 23,900 円。

ちなみに、わざわざ国内未発売カラーを輸入することのメリットはさほどないので、私はオススメしません。マニアな方は、自身で調べてトライしてみてください。

「Nest Doorbell(Battery Type)」

Nest Doorbell
Nest Doorbell (battery) – Google Store
「Google Nest Aware」

Google Nest Aware
Google Nest Aware – 定期購入プラン- Google ストア

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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「輸入して設置してみた!新型スマートドアベル「Nest Doorbell」Ash」への1件のフィードバック

  1. はじめまして。昨年、Nest Hello設置の記事をめちゃめちゃ勉強させていただきました。ありがとうございました。バッテリータイプもうらやましいですね。一つ疑問は、nest awareを日本から契約したときに、nest hello側の顔認識も動くようになるのだろうかという点です。もしご確認いただけるような機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
    それはそうと昨日の朝、nest doorbell電源直結版の第2世代が2022年に発売されることがnest communityで公表されましたね。これも楽しみです。できればこれも日本で発売してほしいです!

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