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UQ

「UQ宅内アンテナ」設置工事がようやく来た!と思ったら残念な結果に

1 月末に UQ コミュニケーションズが WiMAX 2+(LTE Band 41)用のフェムトセル「UQ 宅内アンテナ」の設置受付を開始し、私も「au ひかりちゅら」を契約しているので即日申し込みをしたのですが、そんなこともすっかり忘れた 2 月末に設置工事日程の調整連絡があり、そして 3 月 13 日(月)に設置工事を行うこととなりました。別に急いでいたわけでもなんでもないですが、申し込みからどんだけ時間かけるんだよ、という思いです。

実際の設置工事は家に設置してある「au ひかりちゅら」のルーターと新しく設置されるフェムトセルを LAN ケーブルでつなぐだけです。フェムトセル用の電源も必要なので、工事に合わせて電源も確保済。設置工事なんて一瞬で終わるだろうと思いつつ 3 月 13 日を迎えました。そして午前 11 時に工事に入るということで待っていました。

3 月 13 日当日

当日、時間チョッキリに「UQ mobile」を名乗る方がいらっしゃり、ルーターを設置しているリビングの場所を伝えるとすぐに設置工事が開始となりました。スタッフの話では『特に問題がなければ 1 時間以内に終了します』とのことだったので、私は自分の部屋に戻って仕事の続きを開始。

スタッフは 11 時頃に来たので遅くとも 12 時には工事が終了するはずです。しかし 1 時間経過しても工事が終了する気配はなし。スタッフはしきりに本部と思われるところと電話で連絡を取り合っています。

で、12 時半くらいにようやく『終わりましたー』という声が聞こえたのでリビングに行ってみると、そのスタッフは何か申し訳なさそうな顔。どうしたんだろうと思ったら、『終わったんですが、結果からいうと設置できませんでした。この場所では GPS の電波が掴めないので、本部から撤収の指示を受けました。』と。

実際のフェムトセルの設置工事はルーターと LAN ケーブルでつないで電源につなぐだけではなく、フェムトセルから延びる GPS 受信機を設置して受信テストを行う必要もあったのですが、その GPS 受信機の電波が極端に悪く、結果的にフェムトセルを設置できないとのこと。うちは一軒家なのですがコンクリート打ちっぱなしのRC 造りということもあり、宅内に GPS の電波が入ってきにくい仕様となっていた模様です。

そもそもフェムトセルって宅内などのモバイルネットワークが届きにくい場所やそもそもその電波が飛んでいない場所に、インターネット回線を利用した電波発信機を置いてモバイルネットワークの電波を補助するものです。それが、宅内では GPS の電波が掴めないから設置できないって、なんという皮肉。でも無理やり設置してもらうわけにもいかないので「UQ mobile」のスタッフには帰っていただきました。多分再設置などもないと思います。

なんか、、、残念

別に WiMAX 2+(LTE Band 41)を発信するフェムトセルがないからって困ることはないですし、あくまでも興味本位で申し込みをしただけなのいいっちゃいいのですが、でもなんか設置できない理由がしょぼすぎて釈然としない感じです。

ちなみに設置工事に来た「UQ mobile」のスタッフに、工事開始前に『これを設置するとどの電波を発信するんでしたっけ?LTE バンドは何ですか?』って聞いても “「UQ mobile」の電波” としか返ってこなかったし、工事をするときも『Wi-Fi を利用しているならこれを設置しても特に意味はないんですけどね』なんて言われる始末。それを言ってしまったら今回の「UQ 宅内アンテナ」が何のために「au ひかり(au ひかりちゅら)」ユーザー限定で申し込みを開始したのかわかんないし、私も何のために申し込んだのかわかんないし。

なんか、いろいろと釈然としない結果で、いろいろと残念でした。スーパーガッカリ。

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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