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【レビュー】Android Wear 2.0搭載ハイスペックモデル「LG Watch Sport(LG-W280)」、ごつくて重い

2 月 10 日に米国で発売され 2 月中旬に私も入手した Android Wear 2.0 搭載 LG 製スマートウォッチ「LG Watch Sport(LG-W280)」のレビューを、今更ながらお送りしたいと思います。これまで Android Wear 2.0 や「LG Watch Sport」に搭載されているハードウェアボタン、そして北米モデルの型番「LG-W280」が対応しているセルラー機能などは紹介させていただきましたが、今回は純粋な「LG Watch Sport」の紹介です。


Android Wear 2.0 や「LG Watch Sport(LG-W280)の機能については以下の記事を参照してください。


それではレビューをお送りさせていただきます。

“Dark Blue”?

「LG Watch Sport」は “Titanium” と “Dark Blue” の 2 色展開で、私が入手したのは “Dark Blue” です。“Dark Blue” はその名の通り暗めのブルーなのですが、パッケージから開けてみても本当にブルーなのかを疑うほどブラックに近い色合いとなりました。個人的にはもう少しブルーが強調されているカラーリングであることを期待していただけにこの辺はちょっと残念。

「Pixel XL」の “Really Blue” くらいドギツイブルーでもよかったんですけど、比べてみてもまったくわからないですよね。

「LG Watch Sport」について

「LG Watch Sport」は Snapdragon Wear 2100 プロセッサに768MB RAM 搭載という、現行の Android Wear では最も高いスペックを誇っています。ディスプレイも1.38 インチの 480 × 480 ピクセル解像度とこちらも最も高め。恐らくこのスペックを超える Android Wear はしばらく出ないのではないでしょうか。

主要スペック

OSAndroid Wear 2.0
サイズ45.4 × 51.21 × 14.2 mm
重量89.4g
ディスプレイ1.38 インチ(480 × 480)、P-OLED ディスプレイ
プロセッサSnapdragonWear 2100
RAM768MB
内部ストレージ4GB
Wi-Fi802.11 b/g/n
Bluetooth4.2 LE
バッテリー430mAh、ワイヤレスチャージング
その他IP68、GPS、心拍センサー、NFC(Android Pay 対応)
カラーバリエーションTitanium、Dark Blue
モバイルネットワーク(LG-W280)
  • 2G:GSM 850 / 1,900 MHz
  • 3G:WCDMA B2 / 4 / 5
  • 4G:FDD-LTE B2 / 4 / 5 / 13

外観

「LG Watch Sport」はステンレススチールケースに TPU 製のリストバンドという構成で、ケースには電源ボタンとハードウェアボタンが搭載されているものの、ケース自体に刻印などのデザインもなくシンプルな仕上がりとなっています。GPS などを搭載するためスポーツウォッチとして色が強いのですが、例えば CASIO の「WSD-F10 / F20」や「LG G Watch R」などのようなベゼル周りのデザインはなく、超シンプル。

リストバンドは TPU 製で特殊なネジでの固定となるので、「LG Watch Style」のように気分によって変更できるような仕様でもありません。「Moto 360 Sport」のようなバンド一体型というわけではないので工具があれば取り外しは可能ですが、恐らくあくまでも修理など用に取り外す程度となるかと思います。

ちなみにリストバンドの外側はブラックで内側はグレーというツートン仕様です。

ケース背面は指紋センサーが搭載されているのですが、この部分は裏蓋となっていて、この裏蓋を専用の工具で取り外すことで nano SIM のスロットが出てきます。SIM はスライドして挿入する仕様ですが、かなり入れにくく取り外しにくい仕様でした。「LG-W280」は日本では SIM を挿しても意味がないのであまり関係ない話ではありますが。

このほかディスプレイパネルはカーブエッジではなく前面フラットな仕様です。ディスプレイパネルはケースとほぼ同じ高さとなります。

装着してみた感想

「LG Watch Sport」を装着してみた最初の感想は、“ごつくて重い” です。重量が 89.4g の「LG Watch Sport」が到着する前は重量 54g の「Moto 360 Sport」を使っていたのですが、それと比べてほぼ倍ぐらいの重さで、ケースの厚さも「Moto 360 Sport」の11.5mm に対して14.2mm と厚めです。

厚さは数字で比べるとたった 3mm 弱の違いですが、実際に着用してみたり比べてみるとかなり違います。まるで「Moto 360 Sport」が薄っぺらいコインと錯覚するほど装着感は異なりました。それでも「LG Watch Sport」を着用して運用していると段々慣れてはきますけど。

操作性

操作性にについても「Moto 360 Sport」との比較とはなりますが、そもそも OS バージョンが異なるのでレスポンスの比較くらいしかできません。しかしそのレスポンスも Snapdragon 400 プロセッサと 512MB RAM の「Moto 360 Sport」と比べると段違いにサクサクです。「Moto 360 Sport」は操作している時にたまに一瞬フリーズすることもありますが、「LG Watch Sport」は特にとういったこともなくサクサク動いてくれます。

ちなみに Android Wear 1.5 ではドロワーのアプリアイコンなどが画面中央に来た時にタッチすることで起動したりする仕様ですが、Android Wear 2.0 ではアプリアイコンがディスプレイ内に表示されていればどこでもタッチして起動できる仕様に変更されています。この辺の違いもあって Android Wear 2.0 ではよりシームレスな操作が可能となっていたりします。

逆に言えば「Moto 360 Sport」が Android Wear 2.0 にアップデートされれば現在の Anroid Wear 1.5 よりも操作しやすくなり、更にレスポンスも向上するのかもしれません。

その他

その他で気付いた点は、スピーカーから再生される音声の音質が向上している点です。以前スピーカーを搭載している「ZenWatch 2」を利用していたのですが、その「ZenWatch 2」のスピーカーと比べるとかなり音質は良くなったと思いました、ただ「LG Watch Sport」のスピーカーで音楽を聴くことはほぼないかと思うので、あくまでもハンズフリー通話を行う際の音質の向上が期待できるといった程度でしょう。スピーカーはそこまで重要な機能ではありませんが、悪くなっているよりはましですかね。

総評

「LG Watch Sport」は Android Wear 2.0 初期搭載のハイスペックモデルということで、セルラー機能は度返しで輸入して入手したわけですが、Android Wear 2.0 の仕様に驚かされたりそもそものハイスペック仕様に感動はしたものの、やはり重さとごつさ(厚さ)がどうしても気にはなってしまいます。そういうこともありあまり明らかに女性向けではありません。男性でも重さとごつさを考慮しておかないと、いざ装着してみたら “あれ?” と思ってしまうこともあるかも。

また「LG Watch Sport」の北米モデル「LG-W280」は日本国内のモバイルネットワーク周波数に対応していないのでセルラー機能が使えなかったり、NFC を搭載していて「Android Pay」に対応しているもののこちらも日本国内では今のところ意味がなかったりと残念な部分が多々あります。このほかに Android Wear 2.0 の目玉機能となる「Google Assistant」もまだ日本語のフルサポートが開始されていなかったりと、せっかくの高機能、高性能を使い切れていない感じちらほらあったり。

そういうこともあって Android Wear 2.0 の新機能などに感動しつつも日本では完全に使い切れない部分を考慮しながらの運用となる点は残念です。「LG Watch Sport」の輸入総額は 50,000 円程度となったのですが、その金額分の価値を見いだせていない点はやはり使っていて気にはなります。

「LG-W280」のモバイルネットワークはどうしようもありませんが、その他の部分は早急に対応を開始して欲しいところ。そういう意味ではほかの方に「LG Watch Sport」を勧められるかと言われたら、答えは “No” です。あくまでもガジェット好きや新しいもの好きの所有欲を満たすモノといったところでしょう。

今後既存の Android Wear の v2.0 へのアップデートや国内向けの Android Wear 2.0 搭載スマートウォッチの投入なども待ち構えているので、そこでどの程度国内向けに考慮された仕様となるのかは注目です。今のところ CASIO の「WSD-F20」は確定しています。そのほかにも例えば国内向けに「Huawei Watch 2」などといったセルラー機能をサポートした Android Wear 2.0 搭載機種が出てくるのであれば、そのローカライズされた仕様などにはかなり期待できるかと思います。

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