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BlackBerry KEYone

高速充電に最適化できる「ブーストモード」【KEYone Tips】

【KEYone Tips】では「BlackBerry KEYone」の到着を待っている方や購入を検討している方、そして最近入手された方に知っておいてもらいたい機能をご紹介します。

今回は「BlackBerry KEYone」で新搭載された「ブーストモード」です。

「ブーストモード」

「ブーストモード」は「KEYone」充電時において、高速充電に最適化してくれる機能です。BlackBerry 製 Android スマートフォンとして「KEYone」で初搭載された機能となります。

ちなみに「KEYone」発売直前にインドネシア限定で発売された Android 7.0 搭載スマートフォン「BlackBerry Aurora」にもこの機能は搭載されていません。

「ブーストモード」は「KEYone」に充電用の USB Type-C ケーブルを挿すとディスプレイ下部に一定時間切り替え用スイッチが表示されるので、「ブーストモード」をタッチすることで高速充電に最適化された充電が行われるようになります。

またこのディスプレイ表示を見逃してしまったとしても通知バーから再表示することが可能。

ちなみに特に何も操作を行わなかったときは “充電のみ” が選択された状態となります。

PC 接続時

そしてこの「ブーストモード」は PC 接続時では通常の充電時とは少し変わった仕様となります。以下が PC 接続時の表示です。

「ブーストモード」はデータ転送との共存は不能な模様。データ転送を行う場合は通常の充電効率となります。

逆に PC 接続時に「ブーストモード」を利用するとデータ転送は行えなくなります。

まとめ

「KEYone」の「ブーストモード」は発売後に判明した機能で、公式でも詳しくこの機能について説明を行っていません。そのため「ブーストモード」を利用したときの詳細な充電効率は分かりません。

ただ「ブーストモード」を利用すると本体が若干発熱するため、充電に集中していることは確認することができます。

逆に言えば発熱しやすい機能となるため多用は避けた方がいいかも。バッテリー残量が少なく充電している時間もあまりないときなどの、いざというときに使用すると良いでしょう。

更新

「ブーストモード」を ON にすると「バッテリーセーバー」が ON になることが判明しました。

つまり「ブーストモード」はただ単に「バッテリーセーバー」を ON にして消費電力を少なくした状態で充電する機能に過ぎないのかもしれません。

一応充電効率を比較する必要もありますが。

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執筆者情報:石井 順(管理人)

今では月間最高 190 万 PV を誇る、運営歴 10 年以上の当サイト「Jetstream BLOG」管理人です。海外ガジェットの個人輸入や EC サイト運営、Google 公式認定プログラム「Google ヘルプヒーロー」での活動を経て、国内外ガジェット情報や Google 系アプリ / サービスの新機能情報など、当サイトを通して幅広く発信しています。

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「高速充電に最適化できる「ブーストモード」【KEYone Tips】」への6件のフィードバック

  1. ブーストモードの件、ためになりました。QC3.0で充電するためのものかな?
    実際問題として、市販のQC3.0対応充電器で残量10%から60%まで充電するのに50分、100%充電するのには120分程度かかりました。これって、通常充電?だったのかな。
    次の充電の時にはブーストモードで行ってみたいと思います。
    では、また。

  2. todana さん

    恐らく QC3.0 ってわけではないかと思いますよ。

    例えば Anker の PowerIQ みたいな独自の高速充電最適化機能かと思います。

    でもどいう仕様なのか、公式に発表してほしいですよね。

  3. 石井さん、早々のご意見ありがとうございます。
    充電はANKERのPowerPort Speed2(39.5W仕様)で行いました。
    この充電時の電圧と電流を大まかに監視したのですが
     →10%から40%までは約5.9V,約2.9A
     →40%から80%までは約6.1V,約1.4A
     →80%から90%までは約6.1V,約1.4~1.0A
     →90%から100%までは約6.2V,約0.5~0.2A
    以上のような結果でした。 QC3.0の仕様通り(3.6-6.5V,3A)で
    動いているようですが、カタログの50%を36分という感じでは
    無いようです(充電時の出力で最大で約18Wていどたったからか?)
    純正の充電器はプラグが英国仕様なのでテストできないので
    なんともいえませんが
    ブーストモードの仕様は知りたいですね。iPhoneみたいに、
    電流のそこあげなのかな?

    ※あまり参考になりませんが、ご報告しておきます。

  4. 充電についてまとめなおしました。
    充電はANKERのPowerPort Speed2(39.5W仕様)で行っています。

    ※OFF  ・・・本体の電源をoffの状態で充電
    ※BOOST ・・・ブーストモード

    経過時間 | OFF | BOOST |
    ———|——-|———|
    0分 | 10% | 11% |
    15分 | 27% | 22% |
    30分 | 42% | 34% |
    45分 | 55% | 47% |
    60分 | 68% | 61% |
    75分 | 84% | 76% |
    90分 | 93% | 89% |
    105分 | 98% | 96% |
    120分 | 100%| 100%|

    ブーストモードの電圧・電流の制御は以下の通りで、
    OFF時の充電より序盤の電流が低めなのでバッテリーに
    優しいと思われる充電?の様に思われます。

     →11%から60%までは約6.1V,約1.7A
     →60%から80%までは約6.1V,約1.5A
     →80%から90%までは約6.2V,約1.4~0.9A
     →90%から100%までは約6.2V,約0.7~0.2A

    このテストではブーストモードの意味がいまいち明確
    ではないです。
    もしかしたら、附属の充電器では、違う結果になるのかも
    しれません。

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