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ファミリーマートで「Tマネー」利用したら感動した!【レポート】

こんにちは、Jetstream BLOG 管理人兼ライターの石井順です。

8 月 15 日から「ファミリーマートアプリ」において「モバイル T カード」のサポートが開始され、そしてファミリーマート店舗で「モバイル T カード」が利用できるようになるのですが、その「モバイル T カード」と平行して利用できる「T マネー」決済を利用したことがなかったので、「モバイル T カード」解禁前にファミリーマートで「T マネー」決済を実際に利用してみました。今回はそのレポートです。

「T マネー」

そもそも「T マネー」とは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が日本国内で展開する電子マネーサービスです。

電子マネーといっても「楽天 Edy」や「Suica」などの FeliCa を媒体とした決済ではなく、バーコード決済を主とした決済となります。楽天が展開する「楽天ペイ」に近い、というか決済方法についてはそのものです。

ただ「T マネー」は「楽天ペイ」と比べて利用できる店舗が少ないのがネックで、TSUTAYA やバーミヤン、ファミリーマートなど、現在数える程度のグループ店舗でしか利用することはできません。

そのためまだまだメジャーな決済方法ではないのですが、店舗側の決済システム完備にコストが掛かる FeliCa、もしくは NFC を媒体とした決済と異なり、バーコード決済はレジにバーコードリーダーさえ搭載されていれば組み込むのが簡単にできるので、「楽天ペイ」を筆頭に、今後普及が高まる可能性を秘めている決済サービスでもあります。

そんなバーコード決済の「T マネー」は「T カード会員」と結びついた決済サービスで、ユーザーは「T カード会員情報」に結び付けた Yahoo ID を軸として簡単に利用を開始できる点が利点。決済で消費される「T マネー」はチャージ式となり、店舗で現金チャージを行うか、クレジットカードによるオートチャージを設定しておくなどで決済に利用する「T マネー」残高を事前に準備しておきます。

そして決済時には、『T マネーで支払います』とレジスタッフ伝えて決済用のバーコードを提示します。

ちなみにですが、「T マネー」の決済用バーコードは、ポイント加算用の「T カード」(モバイル T カード)と同じバーコードを流用します。流用というか、ポイント加算用の「T カード」バーコードに、「T マネー」決済機能を付与するというニュアンスです。

つまり「T カード」ユーザーは別途「T マネー」用のカードや決済用バーコードなどを発行することなく、手元にある「T カード」をそのまま「T マネー」決済用として利用できるわけです。この辺の手軽さも、「T マネー」の利点。

[appbox googleplay jp.co.ccc.Tsite]

このほか、おサイフケータイに実装されている “かざすフォルダ” に「T カード」と「T マネー」機能を設定することもでき、一部のグループ店舗ではタッチして「T ポイント」の加算と「T マネー」決済を行うこともできるようになっています。

※ファミリーマートは不可

「T マネー」決済を利用してみる

前置きが長くなってしまいましたが、こんな感じで事前に「T カード(ファミマ T カード)」に「T マネー」機能を付与し、そしてクレジットカードでチャージ(3,000 円)した状態でファミリーマートに向かいました。

実際にファミリーマートに行ったのは 8 月 14 日だったので、この時点ではまだ「モバイル T カード」サービスは開始されていません。

そのため今回はプラスチックカードの「ファミマ T カード」を出しつつ、スマートフォン用公式アプリ「T-POINT」に設定した「T マネー」で決済を行う、という感じに脳内シミュレーション。

ちなみに私が「T-POINT」アプリに設定されている「T カード(T マネー)」は、プラスチックカードの「ファミマ T カード」の番号です。つまり同じ内容、同じ「T カード」となります。物理か電子の違いということですね。

レジへ

購入する商品を決め、そしてレジに向かい、まずは「ファミマ T カード」を出しました。そして『T マネーで支払います』と言って「T-POINT」アプリの画面を出しました。するとレジスタッフが一瞬、キョトンと。

レジスタッフが「T マネー」を知らなかったのではありません。「ファミマ T カード」を出した時点で「T カード」の読み取りは完了していたので、『T マネーで支払います』と言っても再度の読み取りが不要だったんですよ。

つまりポイント加算用に提示した「ファミマ T カード」で、そのまま「T マネー」決済まで一貫して行うことができちゃうわけです。この旨を、レジスタッフは丁寧に教えてくれました。

よくよく考えれば同じ「T カード」なので当たり前なのですが、同じ「T カード」でもポイント加算と電子マネー決済がそれぞれ別の操作になると勝手に思い込んでしまっていたんですよね。

だってローソンで「楽天ペイ」決済を利用しつつ「Ponta」か「d ポイント」のポイント加算を利用する場合、当たり前ですけどそれぞれ別のバーコードを提示します。

これが「T カード(T マネー)」の場合は、1 回のバーコード提示で終了してしまうんですよ。正直ローソンでの 2 度の画面提示が面倒だと感じていた私は、「T カード(T マネー)」の手軽さに思わず感動してしまいました。

しかも「T マネー」決済を利用すると、「T ポイント」がより貯まりやすくもなります。

つまり、、、

つまりですよ、8 月 15 日にファミリーマートで「モバイル T カード」が解禁されると、「ファミリーマートアプリ」をインストールして「モバイル T カード」と「モバイル T カード」に対する「T マネー」設定を行っておけば、スマートフォン 1 台でポイントの加算と決済を行うことができるわけですよ。

ということは、例えば「BlackBerry KEYone」にこれらの設定を行っておけば、「KEYone」だけ持ってファミリーマートでお買い物ができてしまうということです。これは素晴らしすぎる。

明けて 8 月 15 日に、早速「KEYone」だけ持ってファミリーマートに向かおうと思います。そのレポートはまた改めて。では。

[appbox googleplay jp.co.family.familymart_app]

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執筆者情報:石井 順(管理人)

今では月間最高 190 万 PV を誇る、運営歴 10 年以上の当サイト「Jetstream BLOG」管理人です。海外ガジェットの個人輸入や EC サイト運営、Google 公式認定プログラム「Google ヘルプヒーロー」での活動を経て、国内外ガジェット情報や Google 系アプリ / サービスの新機能情報など、当サイトを通して幅広く発信しています。

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