News Article headline Article headline BlogPosting headline Speakable markup example
Docomo

もうすぐ始まる一人用ドコモ「シンプルプラン」シミュレーション

こんにちは、Jetstream BLOG 管理人兼ライターの石井順です。

「HT-03A」時代からスマートフォンを使っているものの、早々に海外端末で運用するようになったので国内端末についてはめっきり疎く、特に回線のプランについてはど素人な私ですが、2017 年 12 月 27 日から提供が開始される NTT ドコモの一人用「シンプルプラン」がとても気になっているので、現在の契約から「シンプルプラン」に変更した場合をシミュレーションしてみました。同じように一人用「シンプルプラン」が気になっている方の参考になればと思います。

「シンプルプラン」

そもそも NTT ドコモの「シンプルプラン」は、元々「シェアパック」専用の家族向けとなる安価なプランで、親回線に対する子回線が加入することができる音声通話の基本プランです。

その内容は、音声通話の通話料金が通常の 30 秒 20 円になる一方で、家族間の通話が無制限で無料となるというもの。そして「シンプルプラン」の月額の運用料金は、980 円(税抜き)。

※2 年契約の場合

「シンプルプラン」は、親回線のデータ通信分をシェアすることできる「シェアパック」専用プランとなるので、シェアオプション(月額税抜き 500 円)に加入する必要もあります。

※「sp モード」契約(月額税抜き 300 円)も必須

これらを考慮すると、月額の基本料金合計が 1,780 ~ 円(税抜き)からの格安で運用することができるというのが、「シンプルプラン」の特徴です。例えば家族間通話はよく利用するけどその他の音声通話やインターネットはあまり使わない、ご高齢者のご家族に適したプランとなります。

それが 12 月 27 日より、20GB ~ の「ウルトラデータパック」に加入することで、一人で「シンプルプラン」に加入できるよになるというわけです。ただ一人の場合は家族間通話というものがないので、音声通話についてはただ単に “通話定額なし” プランということになります。

とはいえこれまでは通話定額の「カケホーダイ」か「カケホーダイライト」+「パケットパック(月額税抜き 3,500 円 ~)」という、音声通話をあまりしない一人ユーザーにとっては不利な上に無駄に高い契約をしないと維持ができなかったので、「シンプルプラン」の一人契約への拡大はかなりインパクトが大きいと言えるでしょう。

実際音声通話より通信をよく使う私自身も、「シンプルプラン」の一人契約への拡大は大注目。ようやくこんな無意味な契約から解放されます。

シミュレーション

ということで、現在の私の NTT ドコモ契約から「シンプルプラン」に変更した場合の料金をシミュレーションしていきます。

現在の契約

まず私の現在の契約は、2016 年 10 月に契約した「iPhone 7 Plus」を、「カケホーダイ」+「Xi データ S(2GB)」で運用しているというもので、NTT ドコモ歴は 15 年以上です。つまり、長期割引の「ずっとドコモ割」は最大額の割引となっています。

その他の「sp モード」などを考慮した現在の契約が以下。

※税抜き

基本プラン
2,700 円(カケホーダイ)
パケットパック
3,500 円(Xi データ S 2GB)
ずっとドコモ割(15 年以上)
-600 円 ※「Xi データ S」に対する割引
sp モード
300 円
月々サポート
-1,917 円 ※「iPhone 7 Plus」に対する割引
端末分割代
4,371 円
合計
8,354 円

このほかにも、「Apple ケア」や「dTV」利用料などもありますが、その辺は割愛します。

「シンプルプラン」に乗り換え

これを、「シンプルプラン」+「ウルトラデータ L パック(20GB)」に乗り換えた場合のシミュレーションは以下。

変わる部分は「基本プラン」と「パケットパック」、そして「ずっとドコモ割」の割引額です。

基本プラン
980 円(シンプルプラン)
パケットパック
6,000 円(ウルトラデータ L パック 20GB)
ずっとドコモ割(15 年以上)
-800 円 ※「ウルトラデータ L パック」に対する割引
sp モード
300 円
月々サポート
-1,917 円 ※「iPhone 7 Plus」に対する割引
端末分割代
4,371 円
合計
8,934 円

比較

現在 「シンプルプラン」変更後
基本パック 2,700 円

(カケホーダイ)

980 円

(シンプルプラン)

パケットパック 3,500 円

(Xi データ S)

6,000 円

(ウルトラデータ L パック)

ずっとドコモ割(15 年以上) -600 円 -800 円
sp モード 300 円 300 円
月々サポート -1,917 円 -1,917 円
端末分割代 4,371 円 4,371 円
合計 8,354 円 8,934 円

「シンプルプラン」に変更すると 580 円(税抜き)値上げとなりますが、これまで 2GB しか利用できなかったデータ通信が 20GB まで利用できるようになるのはかなり大きい。ただし無制限の通話無料プラン「カケホーダイ」はなくなるので、電話を掛ける場合は注意が必要。のっけから通話料金が加算されます。

この辺は、個人的に最近契約した Y!mobile の「スマホプラン」に、通話無制限の定額オプション「スーパー誰とでも定額(1,000 円)」を付ければカバーすることが可能。NTT ドコモの「カケホーダイ」は月額 2,700 円(税抜き)となる一方で、Y!mobile の「スーパー誰とでも定額」は月額1,000 円(税抜き)です。無制限の通話定額は、断然 Y!mobile の方がお得ですよね。

ちなみに私の場合は「iPhone 7 Plus」契約に対する「月々サポート(-1,917 円)」が適用されていますが、これは「docomo with」に置き換えることも可能です。つまり現在「docomo with」を契約されているユーザーや、「月々サポート」や「端末購入サポート」の残額がないユーザーが「docomo with」を契約する場合においても、「シンプルプラン」にしてデータ通信を大容量化しつつ「docomo with」1,500 円割引の恩恵を受けることができます。

まとめ

今回は私の契約でのシミュレーションなので、万人に当てはまるというわけではありませんが、それなりに参考になったかと思います。

特に通話定額なんていらないから大容量のデータプランを、今の月額料金と変えずに利用したい、なんて方には「シンプルプラン」はオススメです。今の時代、電話をするよりも「LINE」や「カカオトーク」、「Skype」や「Google Duo」なんかの VoIP で通話を行う方も結構いらっしゃるかと思いますので、そんな方にとって大容量データプランは必須かと思いますし、月額料金をほぼ変えずに大容量化できる「シンプルプラン」は良いですね。

この記事をシェア

執筆者情報:石井 順(管理人)

今では月間最高 190 万 PV を誇る、運営歴 10 年以上の当サイト「Jetstream BLOG」管理人です。海外ガジェットの個人輸入や EC サイト運営、Google 公式認定プログラム「Google ヘルプヒーロー」での活動を経て、国内外ガジェット情報や Google 系アプリ / サービスの新機能情報など、当サイトを通して幅広く発信しています。

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

「もうすぐ始まる一人用ドコモ「シンプルプラン」シミュレーション」への2件のフィードバック

  1. ちょうど、プラン変更を考えてたのでタイムリーな記事でした。参考にさせていただきます‼️

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。