Snapdragon Wear 3100で機能は進化した「Fossil Sport」【レビュー】

2018 年 12 月 18 日より日本国内でも Fossil 公式サイトで先行発売が開始された、Snapdragon Wear 3100 プロセッサを搭載する新型 Wear OS ウォッチ「Fossil Sport」が、私の元にも先日届きました。

今回はその「Fossil Sport」の個人的レビューです。ちなみに私が購入したのは、43mm ケースの “スモーキーブルーシリコン(型番:FTW4021P)”。

「Fossil Sport」は Snapdragon Wear 3100 プロセッサ搭載ということで注目されていますが、実際にはどうなのでしょうか。Snapdragon Wear 2100 プロセッサからの進化はいかに。

デザイン

「Fossil Sport」はその名の通り、スポーツ特化の Wear OS ウォッチです。

そのため軽量で扱いやすい仕様となっているのですが、ケース部分はアルミとナイロン素材、バンド部分はシリコン素材が採用され、デザインもかなりシンプルです。

私が普段運用している Mobvoi の Wear OS ウォッチ「TicWach Pro」と重さを比較してみたところ、約 35g も軽量でした。

TicWatch Pro
Fossil Sport(43mm)

質感的には「LG Watch Style」に近いかと思うのですが、軽量 & シンプル。そういうこともあり、チープ感は否めません。

バンドは交換可能なので、メタルバンドなどに交換すれば高級感を演出することはそれなりに可能かとは思います。しかしケースのチープ感からは逃れようがありません。

また軽量を突き詰めた素材を採用していることもあり、恐らく簡単に傷ついてしまうでしょう。もともとハードな利用は想定されていないとは思うのですが、ちょっとぶつけたりしただけでケースは簡単に傷つくと思われます。

そしてディスプレイ部分は良くも悪くもケースベゼル部分からフラットな仕様となっているので、運が悪いとディスプレイに傷が入ったり、最悪簡単に割れてしまうこともあるかもしれません。

Gorilla Glass 採用ではあるものの、個人的に保護フィルムを貼らないで運用するのはちょっと怖いと思っています。

このほかにデザイン面で個人的に気になったのは、右サイドに配置されているボタン類です。

真ん中の電源ボタンはダイヤル操作をサポート、上下のボタンはアプリやショートカットを設定してダイレクト起動ができるカスタマイズボタンです。

で、この電源ボタンのダイヤル操作時に、上下のカスタマイズボタンが邪魔してとてもダイヤル操作しにくい。イライラさせられる方も多いかもしれません。

もっとボタンの位置を離した方がよかったですね。

「Fossil Sport」のデザインを評価するのであれば、10 点中 3 点です。

機能

「Fossil Sport」は腐っても Wear OS なので、基本機能は Wear OS に依存します。

独自機能は Fossil のカスタムウォッチフェイスが入っているくらい。基本機能もある意味シンプルです。

ただし Snapdragon Wear 3100 プロセッサの特徴となる更なる省電力機能のほか、スリープ状態でもカラー & 動的な “強化されたアンビエントモード”、直射日光下で画面が見やすくなる “Sunlight Boost” など、ディスプレイ表示がより強化されている点が特徴で、この部分は Snapdragon Wear 2100 プロセッサ搭載 Wear OS ウォッチから明らかに進化している点と言えるでしょう。

また現時点(2018 年末)で最新の Wear OS バージョンが配信されている点も特徴と言えます。

また Snapdragon Wear 2100 プロセッサよりもフィットネストラッキング機能が強化され、より正確なフィットネストラッキングを長時間行うことができる点も Snapdragon Wear 3100 プロセッサの特徴なのですが、この部分はどちらかというとバックグラウンドで動作する機能なので、今のところその部分を感じ取ることはできていません。

正直機能面はこの程度で、“Sport” の名前が付いているわりには、それに特化した機能やアプリは特になし。ベースは強化 & 進化していますが、もうちょっと目新しい新機能が欲しかったですね。

機能面を評価するのであれば、10 点中 6 点です。

とはいえ機能面は今後 Wear OS が更に進化する可能性も秘めているので、今後に期待といったところでしょうか。

レスポンス

「Fossil Sport」は最新のプロセッサ Snapdragon Wear 3100 を搭載しているということで、気になるのはレスポンスの向上ですよね。

Wear OS のベンチマークを図れるようなアプリがないので数値的な比較ができないのであくまでも個人的案体感ですが、正直そこまで目立ったレスポンスの向上は体感できていません。

ただ、初期設定のロード時間やアカウント設定時に待機時間などでは、Snapdragon Wear 2100 を搭載する「TicWach Pro」よりも早く感じました。

Wear OS って特に初期設定が時間掛かったりするイメージじゃないですか?それが「Fossil Sport」では多少軽減された感じです。

またこれまでの Wear OS ウォッチで時々あったフリーズなども、「Fossil Sport」では少なくなったかも?という感じ。

もちろん Snapdragon Wear 2100 から Snapdragon Wear 3100 へと進化したことで、全体的なレスポンスの向上なども行われているはずなので、まったく同じということはないかと思います。

ただレスポンスの向上だけで見た場合、そこまでの大きな変化はみられていない、というのが個人的な感想です。

適当ですいません。

まとめ

今回私は Snapdragon Wear 3100 プロセッサを搭載する、まだ数少ない機種として興味があったので「Fossil Sport」を購入しました。

なので元から常用は考えておらず、常用はまだ「TicWach Pro」のままでいこうと思っています。とういうこともありそこまで「Fossil Sport」には期待はしていませんでした。

その思いは間違っていなかったと、今実感しています。

「Fossil Sport」購入については皆さまの意思に任せますが、恐らく 2019 年前半に Snapdragon Wear 3100 プロセッサやそれ以降のプロセッサを搭載する Wear OS ウォッチが各メーカーから続々と投入されると思われるので、それを待っても遅くはないはず。

この機種が 40,000 円弱というのは、正直 “高すぎ”。米国では年末商戦に合わせて 30% 引きや $50 引きの $200 以下で販売されていたりもしますが、その程度の価格が妥当だと個人的には思っています。

もっとカッコよくて頑丈な機種の登場に期待した方が、幸せになれるかもしれないですね。

それでも「Fossil Sport」を購入しようと思っている方は、なるべく保護フィルムの装着と、カッコいいバンドの用意をオススメします。

では。

スポンサーリンク

関連記事

「Snapdragon Wear 3100で機能は進化した「Fossil Sport」【レビュー】」への2件のフィードバック

  1. 私は普段ステンレスケースのfossil generation 4のスマートwatchを使っています。ハートレートモニターがあっても、ステンレスケースは重く、ランニングで腕を振る動作を行うと明らかに重さを感じ、実はスポーツにはまったく適していません。この商品は、軽さを追求したスポーツモデルと思われます。同様の競合商品としてはガーミンのforeAtheleteなんかでしょう。私もジョギングやセーリングなんかのスポーツには重さが気にならないガーミンを使っています。ガーミンはOSと管理アプリがガーミン特有のもので、google fitとの連携は取れるものの完全なデータの同期、連携ではないのでこの手の商品は需要がありでしょう。また欧米ブランドである点も世界的に見て一定の支持があるでしょう。ただ、値段が今のところは少し高い気がします。

  2. ヒロポンさん、コメントありがとうございます

    Snapdragon Wear 3100 搭載ってだけで注目度は高いと思いますよ。フィットネストラッキング精度も上がってるみたいですしね。

    Wear 2100 とどのくらいの違いがあるのかとか、詳しいデータがあれば比較もしやすいと思うんですけどね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください