「Roav Bolt」で出来ること【レビュー】

CES 2019 で正式発表され 2019 年 4 月中旬に米国で発売された、Anker のカーアクセサリーブランド Roav 製「Google アシスタント」搭載カーチャージャー「Roav Bolt」が、私の手元にも届きました。

今回はそのレビューというか、そもそも「Roav Bolt」で出来ることを中心にお送りいたします。

ちなみに「Roav Bolt」、技適マーク付きでした。

「Roav Bolt」

「Roav Bolt」は車のシガーソケットに挿入して使用する、2 つの USB ポートを搭載するカーチャージャーです。

USB ポートでは、1 つは最大 5V / 2.4A 出力、もう一方では Anker 独自の急速給電技術 PowerIQ をサポートし、共に高速充電が可能です。

そして何より、本体ヘッド部分に「Google アシスタント」用のファンクションボタンが搭載されている点が最大の特徴。

「Google アシスタント」を利用できる Android または iOS 機器と「Roav Bolt」を Bluetooth で接続することによって、「Roav Bolt」に搭載されているファンクションボタンから Android または iOS 機器の「Google アシスタント」を起動して、音声コマンドによる操作を利用することが出来るようになります。

「Roav Bolt」の USB ポートはあくまでも充電専用で、「Google アシスタント」を利用する場合は Bluetooth での接続となります。つまり「Roav Bolt」の USB ポートへの接続有無にかかわらず、「Google アシスタント」の音声操作はワイヤレスで利用することができるわけです。

逆に言えば「Roav Bolt」は Android または iOS の「Google アシスタント」を起動するボタンが搭載されているカーチャージャー、というだけです。ただし 3.5mm AUX 出力ポートを搭載しているので、カーナビやカーステレオの AUX 入力ポートと有線で接続することで、車のスピーカーから「Google アシスタント」の音声を出力することが可能となります。

つまり、「Roav Bolt」は Bluetooth レシーバー的な機能も実装しているわけです。カーナビやカーステレオ自体に Bluetooth 機能が実装されていればあまり意味はありませんが。

ちなみに「Roav Bolt」から「Google アシスタント」を起動する場合、ファンクションボタンを押すだけでなく、“OK Google” または “ねぇ Google” の音声コマンドでも起動させることができます。“ねぇ Google” にも対応していることもあり、日本語利用も現時点から可能です。

このほか「Roav Bolt」のファンクションボタンは、短押しで通知の読み上げ、押しっぱなしで「Google アシスタント」のボイスコマンド待受け状態となります。

セットアップ

「Roav Bolt」のセットアップはとても簡単。

「Roav Bolt」をシガーソケットに挿して通電状態にしたら、最初は Bluetooth 接続待ち受け状態となるので、Android または iOS から Bluetooth 接続を行います。

Bluetooth 接続を行うと、初回は自動で「Google アシスタント」が起動して「Roav Bolt」のセットアップが開始されます。セットアップは画面の指示に従って進んでいくだけと簡単です。

Bluetooth 接続を行うとセットアップが自動開始
セットアップ画面も日本語対応

セットアップ完了後は「Google アシスタント」アプリから設定を変更することも可能となります。

これでセットアップ完了です。次回からは車の電源を入れると「Roav Bolt」が起動して Bluetooth 接続が行われ、すぐに利用できるようになります。

出来ること

「Roav Bolt」で出来ることは、はっきり言って現在の Android で利用できる「Google アシスタント」と変わりません。

そもそも「Google Home」スピーカーのように「Roav Bolt」単体で「Google アシスタント」が利用できるわけではなく、あくまでも「Roav Bolt」を介して Android もしくは iOS の「Google アシスタント」を利用できるだけ。

時間を教えてくれたり、通知を教えてくれたり、音楽ストリーミングサービス経由での音楽を再生してくれたり、「Google マップ」などのナビゲーションを利用できたり。これらを音声コマンドで利用することができますが、あくまでも Android または iOS の「Google アシスタント」に依存します。

「Roav Bolt」だから特別に出来るということは特になし。単に「Roav Bolt」から「Google アシスタント」を起動したり、「Roav Bolt」経由で音声を車のスピーカーから出力できるというだけ。

充電機能がある点が救いという感じですが、「Roav Bolt」自体に高性能マイクが実装されているので、窓を開けて走行しているときでも比較的 “OK Google” または “ねぇ Google” を聞き取ってくれます。この辺は意外と便利です。

このほか、あくまでも Android または iOS の「Google アシスタント」を起動して各種音声コマンドを実行できるだけなので、例えば音楽ストリーミングサービスで音楽を再生している途中に車のエンジンを止めた場合、その途中の状態で音楽が一時停止されますが、再度エンジンをかけたからと言って自動で再生は再開されず、再生アイコンを押すなどの操作が必要となります。

また例えば「Google マップ」のナビゲーション実行中に車のエンジンを止めた場合でも、Android または iOS でのナビゲーションは止まらず、手動で止めるか目的地に到着しない限り、そのままナビゲーションが実行され続けます。

「Roav Bolt」で出来ることはとても単純。逆に特別な機能はありません。

まとめ

「Roav Bolt」、車載で「Google アシスタント」が利用できるということで当初はかなり期待されたのですが、実際はとても単純で、そして若干期待外れな感じも否めない代物でした。

例えばカーステレオなどと有線接続しての音声出力機能を実装する「Google Home」スピーカー的機器だったとしたら少しは面白みはあったかと思います。

逆にそうなるとネットワーク接続が必須となってくるので、Android もしくは iOS の「Google アシスタント」を起動するだけの機器というのは理にかなってはいるのかもしれませんが、単にそれだけなら、Bluetooth 接続機能を実装しているカーナビもしくはカーステレオだけでも十分で、はっきり言って「Roav Bolt」は不要と言えるでしょう。

ということで、今のところ米国でしか発売されていない「Roav Bolt」をわざわざ輸入する必要はなさそうです。技適マークも付いているので、気になっている方は大人しく国内発売を待ちましょう。

では。

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「「Roav Bolt」で出来ること【レビュー】」への2件のフィードバック

  1. 私も先日購入したのですが、呼びかけで反応するも問いかけに対する応答が市内のですが原因お分かりでしょうか。
    アクションボタンでは通常に動作します。

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