「Rakuten Mini」公式対応周波数帯が訂正、製品番号によって異なる仕様も判明

楽天は 2020 年 6 月 10 日、同社の MNO サービス「楽天モバイル」からオリジナルスマートフォンとして販売しているコンパクトモデル「Rakuten Mini」の、公式モバイルネットワーク対応周波数訂正を発表しました。

訂正前と訂正後の対応周波数訂正は以下の通り。一応これが基本内容です。

なお「楽天モバイル」は、日本国内において LTE Band 3（1,800MHz）と Band 18（800MHz）のモバイルネットワークを提供しています。そのため今回の「Rakuten Mini」公式モバイルネットワーク対応周波数訂正による影響は、基本的にはありません。「楽天モバイル」としても、「Rakuten Mini」を「Rakuten UN-LIMIT」で運用する上では、今回の対応周波数帯の訂正によるサービスへの影響はないとしています。

ちなみに、「Rakuten Mini」は SIM フリーですが、「楽天モバイル」以外のキャリアで運用することは以前より保証対象外としているので、例えば「Rakuten Mini」を「IIJmio」の eSIM プランで運用する場合に LTE Band 1（2,100MHz）を掴まなかったとしても、それはクレーム対象外です。悪しからず。

とはいえ、海外で利用する場合は多少影響は出てきそうではあります。

今回「Rakuten Mini」の対応周波数が訂正された理由は、個体によってその仕様が異なることが判明したためです。仕様は、製品番号（IMEI）で異なり、計 3 種類存在することになります。

私手持ちの「Rakuten Mini」“クリムゾンレッド” は、［製造番号（IMEI）351676110356716 〜 351676110680487 の製品］に該当したため、LTE Band 1（2,100MHz）/ LTE Band 5（850MHz）/ LTE Band 38 (2,600MHz) 対応で、LTE Band 4（1,700MHz）に非対応でした。一番良かったかも。

Source：楽天モバイル