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Pixel 6

バッテリー劣化考慮!「Pixel 6」段階的に充電速度を変更する仕様

  • Google、「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」の充電速度について公式ページで言及
  • 「30W USB-C 充電器」を用いた場合でも 21W or 23W の充電効率が適用され約 30 分で 50%、約 1 時間で 80% と段階的に充電速度を変更
  • バッテリー寿命と急速充電のバランスを取りつつバッテリー劣化を防ぐための仕様

Google は 2021 年 11 月 18 日、公式ページ「Pixel Phone Help」のコミュニティにて、オリジナルプロセッサ「Tensor」搭載次世代 Google Pixel スマートフォン「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」の充電速度についての言及を行いました。

Google が今回「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」の充電速度について言及して理由は、海外の一部のメディアによって、「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」用 Google 公式充電器「30W USB-C 充電器」を用いても、実は 30W の効率で急速充電が行われない可能性があることが報じられたためです。

「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」段階的な充電速度

Google によると、Google ストアで販売されている「30W USB-C 充電器」を用いて「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」を充電する場合、「Pixel 6」では 21W 充電、「Pixel 6 Pro」では 23W 充電の効率が適用され、約 30 分で 50%、約 1 時間で 80%、その後は低速で 100% になるまでと、段階的に充電速度が変更される仕様となっているとのこと。

これは、「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」の使用状況や本体の温度上昇を見ながらバッテリー寿命と急速充電のバランスを取りつつ、結果的にバッテリー劣化を防ぐためとのことです。

ただし、Android 11 以降を搭載する「Pixel 3」以降の Google Pixel スマートフォンでは、バッテリー消耗が激しいゲームアプリ利用状態での同時充電や、4 日以上充電が継続されている状態のときに、バッテリー充電が 80% で停止する[電池の状態を最適化]機能も実装されています。このほか夜間(就寝中)の充電時はバッテリー寿命を考慮して低速充電が適用される「アダプティブ充電」機能も、「Pixel 4」以降の Google Pixel スマートフォンに実装されています。

つまり「30W USB-C 充電器」を用いて「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」の充電を行うとしても、常に 100% まで急速充電されるとは限らないということです。

とはいえ、せっかく 30W 急速充電対応の「30W USB-C 充電器」を用いているのに、結果的に最大でも 21W or 23W 充電となる点については、納得できないユーザーもいるかもしれないですね。

ちなみに「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」は、有線充電による急速充電規格「USB PD(Power Delivery)」と「BC1.2(Battery Charging Specification 1.2)」にも対応しているため、これらの規格に対応している充電器においても、急速充電を行うことが可能。

また、2021 年 11 月 18 日に予約が開始されたワイヤレスによる 23W 急速充電対応の「Pixel Stand(第 2 世代)」では、「30W USB-C 充電器」を用いることで、「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」の高速なワイヤレス充電を実現できるとしています。

Source:Google

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執筆者情報:石井 順(管理人)

今では月間最高 190 万 PV を誇る、運営歴 10 年以上の当サイト「Jetstream BLOG」管理人です。海外ガジェットの個人輸入や EC サイト運営、Google 公式認定プログラム「Google ヘルプヒーロー」での活動を経て、国内外ガジェット情報や Google 系アプリ / サービスの新機能情報など、当サイトを通して幅広く発信しています。

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