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最低限の基本給を勝手に支払ってくれるのが会社と認識した日【コラム】

こんにちは、Jetstream BLOG 管理人兼ライターの 石井順 です。

唐突ですが、今回は私が会社を辞めて独立する数年前に、あることがきっかけで賢者モードになり、【最低限の基本給を勝手に支払ってくれるのが会社】と認識した日のことについて書かせていただきます。

モヤモヤ

私は当時モヤモヤと感じていたことがあります。それは未来への不安です。

ほかのコラム記事などでも何度も話をさせていただいていますが、私は独立する以前、更に副業をする以前からアパレルの会社で働いていました。同じ業界で何度か転職をしていますが、合わせて 10 年程度です。

そして独立する直前まで 5 年間在籍した企業で副業をはじめ、結局丁度 5 年経過するときに退職して独立し、そして今に至ります。

これもほかのコラム記事で書いていますが、元々アパレルが好きでその業界に飛び込んだわけではありません。簡単に言うならば、単なる偶然です。

当時は不本意でしたが、なんだかんだでやりがいも見つけ、そして結果として業界には 10 年在籍。

が、明るい未来が待っているような業界的でもなかったですし、在籍中に長らくやっていた販売員なんて、そもそも寿命が長い職種ではありません。ブランドやジャンル、店の規模にもよりますけど、例え店長を任されたとしても一般販売員なんかと待遇的に大差がないのが現実です。

アパレルの店長なんて絵に描いたような中間管理職ですね。待遇があんまり変わらないのに、上からの圧力とほかの店舗スタッフからの突き上げで押しつぶされそうになる毎日。

自身の休みを削りつつほかのスタッフ最優先でシフトを組んで、そしてほかのスタッフ優先で休憩を取らせて自身は一番長く働いて、そしてバックアップや裏方に回りつつも店頭に立てる少ない時間の中で一番に売り上げと顧客獲得をしていたとしても、板挟みが終わることはありません。

なので結局その業界で上を目指すのであればマネージャーとかエリアマネージャーとか、本部に属するしかなくなってきます。

一時的に店舗と本部を兼任するよくわからないポジションになったこともあり、午前中は本部、午後は店舗、みたいな勤務形態で働いてはいたのですが、それも別に待遇が良かったわけではないですし、何より日々の移動が非常にストレスでしたね。

そんな、数年後の未来が見えない人生に、非常にモヤモヤしていました。このままアパレル業界にいても未来はない、でもほかにできることもない、みたいな。

自己流で

話は少しさかのぼります。

私は高校を卒業してから 1 年間専門学校に行き、そしてまずは飲食業界で 1 年半働き、その後数年フリーターをして 10 年在籍したアパレル業界に入りました。

学歴はたいしたことはないですし中途も中途。

アパレル業界に入って最初は販売員としてただ単に商品を売ることだけを考えてやっていたのですが、そんな中で店長を任されるようになるとお店の現状や売れている商品、客単価など、ちゃんとしたデータが必要になってくるんですよね。

そしてそのデータと自身の感覚とをうまくミックスしながらお店を運営していくことが大事になってきます。そこで必要不可欠なのが Excel(表計算)です。

人によっては計算機と手書きでやることに意義がある、そしてそれこそが数字に強くなる、なんてよくわからないことを提唱してほかのスタッフに丸投げしてやらせる奴もいますが、そういうのは単なる無能店長。自分がやってきたことを 100% 信じ込んで何の疑いもなく、そして何の根拠もなくやらせる奴は単なる無能です。

データに大事なのはスピードと正確性。1 秒でも早く抽出された正確なデータを基にして、じっくりと考えることが大事。

話が逸れましたが、店長を任されるようになってから正確なデータを素早く出すために、Execl を学びました。それまでは Office なんて使えないどころか、自分のパソコンでもインターネットとメール程度しか使っていませんでした。

毎日通勤電車の中で Excel の本を読んで、そして家やお店で実践。そんなことをしている間に関数を覚え、紆余曲折ありつつ数年後には VBA もある程度はできるようになりました。自己流ですけど。

『で、次は何ができるの?』

で、大分間の話ははしょりますが、5 年間在籍したアパレル企業において(確か 2 年目のときに)、それまで全て手入力のアナログで行っていたロジ関連の作業を、Excel ファイルからボタン一発で自動入力するシステムを開発したんです。

それまではその作業に対して数人のスタッフが丸 2 日かけてやっていたのですが、それをたったボタン一つで終わらせることができるシステムを作ったんですよ。販売員の私が。

中身の出来栄えはおいておいて、明らかな作業時間と効率の短縮を実現したわけです。更にそれまではアナログ作業となっていたので人為的なミスが多発していたのですが、そういったミスもなくすことができました。

一応そのアナログ作業は効率も悪くミスも多いため以前から問題視されていたので外部にも発注しようとして見積りをもらってはいたのですが、その時は 150 万と試算されました。それを私は社内で完結させたわけです。

そしてその時に上司(部長)に言われたことは、『で、次は何ができるの?』

スッキリ

上司にこれを言われた直後、というか数日間はかなりショックを引きずっていたと思います。別の上司(部長代理)にも心配されて飲みに連れていかれたくらい。

でもね、ある意味スッキリしました。

『で、次は何ができるの?』と私に言った当時の上司は業界内では一応有名な人で、世界のファッションショーを渡り歩いて日本に持ってくる、いわゆる “バイヤー”。

でもそのくらいの人でも畑違いのことに関しては何の価値もわからないような視野が狭いのがアパレル業界。もうこんなところにいても人生無駄にするだけだ、ってのが私の結論でした。

多分この業界に長らく在籍していても、成果を正当に評価してくれる上司なんて多分出てこないだろうと。だから、もうこの業界はやめてやろうと、目が覚めたわけです。

ただだからといってすぐに会社を辞めたところで次があるわけでもあなかったので、当時細々と初めていた副業に全力を注ぎ始めました。

どうせその会社では部署丸ごと大赤字ということもあったので、管理職は人件費を削られる一方で、私のようなペーペーはというと就業契約上は契約社員で上りもしなければ下がりもしない状態。

だったら会社なんて始業から就業までキッチリタイムカードは押して、休憩や時間外は完全に自分のことに没頭する、ただそれだけのことです。

上司が残業していようが関係なし。時間チョッキりに来て帰る。それだけ。

会社なんて居るだけで最低限の基本給を毎月決まった日に勝手に支払ってくれるところ、それだけの認識となりました。目覚めた私は完全に味賢者モードです。

そして、目を覚まさせてくれた元クソ上司に感謝したい。無能でありがとう。

最後に

別に今回の内容は読んでくれている皆さんに共感してほしかったり、はたまた “会社なんてその程度” なんてことを伝えたくて書いているわけではありません。

ただもし当時の私と同じように見えない未来に悩んでいたり不安を感じている場合は、ちょっと見方を変えるだけで賢者モードになるきっかけになるかも、ということは伝えたいですね。

悩んでいることって、視点を変えるだけで全然悩みではなくなることもあるし、逆にチャンスになることもあるし。今縛られていると思っていても、実はそれは縛られているのではなくて、自分で縛られていると思い込んでいるだけなのかもしれないですし。

結構アッサリ問題が解決するかもしれませんよ。

こんな私のしょーもない考え方と人生ですが、誰かの役に少しでも立てば幸いです。

では。


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